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origami-14 [旅の風景]

やや軋む畳と古めかしい炬燵の部屋食は
シンプルがいい。
一番おいしかったのはこの山菜だった
ここに豪華な食材は一切存在しないが
逆にそれが良かった。
小さな炬燵に軋む畳とあまりにも古めいたTVには
キャビアは似合わないでしょう。
それにしても山菜はほんとうにうまかった・・・
<2012.01.21~22 栃木県湯西川にて>
origami-13 [旅の風景]

湯西川のかまくら祭り
延々と小さなかまくらにろうそくの明かりが灯されて
豪雪のおばちゃんの予想の中・・その川の中に作られた
かまくらの光を眺め続けました。
意外と温かい環境の中
降り続く雪の中、この光たちを眺めていると
まるで鎮魂の詩が聞こえてきそうでした。

しっかりとした雪が
ゆらり揺らめきながら・・ 舞い降りるそんな
世界が広がります。
静かな・・静かな雪の降るこの辺境の地が愛おしくてたまりません。
<2012.01.21~22 栃木県湯西川にて>
origami-12 [旅の風景]

山村のさらに山奥では
雪がドサッと降るらしい・・
地元のおばちゃんが言うには・・このボタン雪の具合だと
明日は大変だよぉ~と。
その前に・・・
かまくら祭りの小さな無数のかまくらにろうそくが点灯されるらしい。
おぼつかない足取りで雪を踏みしめると
キュキュッと鳴く・・・
キュキュッと鳴くもんだから、もう一回鳴かせてみせる
「明日は大変だよ~」というおばちゃんの声はすでに記憶に無く・・
そして・・もう少し先で、厳かな無数のろうそくに灯された
小さなかまくらに出会うことになる。
<2012.01.21~22 栃木県湯西川>
origami-11 [旅の風景]

「湯西川」にて
栃木県北部のこれまたどえらい山奥に土呂部という村があり
なんどかそのどえらい田舎村で、美しい星空と優しい人々に出会ったことがある。
その帰りに・・・ 山奥を抜けて湯西川へ入りはじめて「平家の落人伝説の村」を知る
ひとつ温泉につかり、ひとつ絶品とされる豆腐を戴き、ひとつその村を歩いた
ただそれだけの記憶だったが、私にはこの山奥の閉ざされた辺境の地を
忘れることができなかった。
5年前に訪れた湯西川は夏。
それでもこの湯西川という村の優しさと山村の良き日本の風景だけは
何も変わり無かった。
電車とバスを乗り継ぐ静かな山村で
のんびりと温泉につかりながら・・(お安い宿もあります)
かまくら祭りや、山の幸、村人との会話を楽しむのも良いですよ・・・
時間だけはゆっくりと動いてくれます。

<2012.1.21~22 栃木県湯西川>
origami-10 [旅の風景]

踏みしめる度に畳がへこむ
廊下はミシミシとなる・・ そんな宿の窓から氷柱が・・・。
雫が落ちるそんな一瞬を
待ち続けられる・・ ゆとりが有り難い。
湯西川の魔法がかけられたのか。
<2012.01.21 栃木県湯西川にて>
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